オタク

オタクに関して話します。特定の個人を想定しているわけではないです。

ガルパンはいいぞ」←これムカつきます

オタクなら「なあ聞いてくれガルパンのこういうところが最高なんや。ほんでなあのシーンではな」と原稿用紙100枚くらい使って書いたらどうなんですか。

そうやってコンテンツを通じて手軽に他のオタクと繋がるオタクを見ていると悲しい気分になります。

たとえばTwitterに関しては140字しか書けないってのもこういう風潮を助長しているのでしょうか。あるいはニコニコ動画もせいぜい15文字程度のコメントじゃないと「←長文くせえなあ」って指摘されちゃいますし読まれませんよね。簡潔明快さを求めた結果が「ガルパンはいいぞ」の8文字に反映されたのでしょうか。

勿論、Twitterやニコニコが盛り上がる以前から2ちゃんねるやファンサイトなどでもオタクどうしの交流はあったでしょう。ただ、こういった場所はおそらく排他的な要素が強く、「初見さんお断り」な風潮は強かったと思います。限定されたコミュニティにいわゆる“にわか”は仲間入りできなかった。でもそれでいいと思うんですよね。色んな人間がいると面倒なことになりやすいってのは、オタクの皆さんなら学校生活のなかでよく学ばれたでしょう。

喜びや悲しみや興奮、受け手側はこういった感動の共有を極めて容易に成し遂げられるようになりました。これはアニメに限らず音楽や映画でも同じような傾向でしょうかね。むたコンテンツは受け手どうしのみならず、作り手との距離も著しく近くなり、双方向性の強いライブ感の溢れるものとなりました。

さて、このようなコンテンツの悪いところは大量消費されることです。飽きてすぐに忘れられること、これに尽きます。こういった状況はあまりよろしくないと僕は思います。

書いていて途中からだんだん本筋から逸れてきたし僕も疲れてきたので、ここからは強引にまとめに入りますね。言いたいのは1つです。オタクはちゃんとアニメを見てください。

初回でアニメの視聴続行の可否を決めたりするから、似通ったアニメばかり作られるようになるんです。当たり前じゃないですか。オタクの好きそうな要素を盛り込むことになるんですから。

あと全体的に面白くなくても面白いところを見つけてください。そしてそれを目の前にあるPCやスマホで発信してください。「いいぞ」じゃなくて原稿用紙100枚くらい使って語ってください。

僕はそういう気持ちの悪いオタクが大好きです。気持ち悪くないオタクは皮肉なことですがむしろコンテンツの衰退を招くのではと思います。そんな消費の仕方をしていてはダメです。オタクならアニメを交流の場なんかにするんじゃなくて、独りよがりなオナニーの場にしてください。インターネットで仮想セックスしているオタクはもう見たくないです。

乱駄文失礼いたしました(ニヤニヤ)